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200802051950
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・・・・唐突だが。皆様は『幻想卿』とはご存知だろうか
随分前にパソコンをいじり、はまったゲーム
「東方プロジェクト」というプロジェクトが作成した
弾幕をよけるゲーム、案外楽しかったことも覚えてる
その後随分して、変わらぬ生活、世界に飽き、世を捨てて砂漠を永久に旅しようと思った
そして旅に出た ナイフとありったけの金貨 世界地図に銃・・無論弾も。
生活には不便しなかった 自由に暮らせた・・・・だが暑かった それ以外は問題はなかった
幻想のようにモンスターが出てくるわけも無い、変哲の無い砂漠、異世界と感じ取れる其処に惹かれた
そして砂漠を進んでるとある標識を見つける
自分にはわからない言語で書いてある なんと読むのだろうと「ぽむっ」と標識を叩いた
まぁ、普通にぼさっと粉塵をあげて倒れたわけだが
其処にはこう書いてあった
「Lord fantasy」
幻想卿 最初はシャレた名前だな、と思った
歩を進めて深部に進むにつれ、場所が竹やぶのような場所へ。そしてどこかから心に直接に聞こえて来る声が
「貴方は世界を捨てたの・・? うふふ・・・歓迎するわ ようこそ・・幻想卿へ・・・。終わりの無い、想像と幻想の世界へ」
最初、この声の主―――よく聞くと大人びた少女(そうとしか表現できない)の声だった――は何を言っているんだ。と思った
だが突如背後で「ぽさっ」と乾いた音がしたので短剣を抜き、心の臓を腕で隠すようにかばう形を作り
つい出てしまった母国語で
「Stay! Who is it?」
と問うと同時に振り返る
すると白い毛の玉のようなものがある
何だ。勘違いか と思った瞬間後悔した
輝く玉を出してきて 攻撃意思を見せたのだ
畜生!と呟きながらホールダーから銃を抜く――どうでもいいかもしれないが米国産の50口径マグナムだ――
ガウゥン!ガウゥン!
正確に狙いをつけ射撃をする
どう対処するか?と次の手を考えていたらその"毛玉"に被弾し、動きを止めた
まだ、安心は出来ない・・・
と心の中で呟きナイフを構え、止めを刺す
血も何も出ず、粉塵を巻き上げ消え去った、というより消失した
なんだろう・・と思いつつナイフを仕舞う
背後に人の気配がするのでまた出た母国語で
「Stop! Do not move!」
と制止の声を上げつつ銃を向ける
一瞬俺は唖然とした
其処にたったのは顔に驚愕の色を浮かべた"和服が良く似合う少女"だったからだ
その少女が
「ちょっと!何よその物騒なものは!やめなさい!私は特に何もしないわよ!あと貴方!日本語で喋りなさい!此処は幻想卿よ!?」
とまくし立てたときは自分の意思はどこかに飛んでいた
だが最後の「日本語で喋りなさい!此処は幻想卿よ!?」だけ聞き取れた
む・・日本語は少ししか喋れないんだよな・・ 歪というのにふさわしい片言過ぎる日本語で
「スマナイ ワタシ タビビト、ニホンゴ NO」といった
そうするとその少女は疑う様な表情をした後あぁ、と納得した表情になった
だが俺の母国語が喋れないのか、おろおろしている。
「ワタシ ニホンゴ キクダケナラ OK」と答えてあげた
そうするとよかった、という表情とともに
「取り合えず貴方は外の世界から来た人ね・・・ 世の忌み嫌う人か世捨て人ね。
でも良かったわね!此処に来る途中銀髪の女とか毛玉とかに襲われないで!
でも此処まで来たからには安心よ、此処は迷いの竹薮 近くに私の住んでいる
"永遠亭"の建っている場所だから、一応招待してあげるわ!
 あぁーっ!ゲームじみたことをいえる何t・・・
・・げふんげふん、少し取り乱したわ」
と聞き取りやすいようゆっくり話してくれた
あ、そういえば・・・と付け加えるように
「私の名前は 蓬莱山 輝夜 御伽話の"かぐや姫"に出てくるかぐや姫とは私のことよぉっ!
 あ、そういえば貴方の名前を聞くのを忘れていたわ いいかしら?」
と、カグヤという子はそう告げた 名前を聞かれたので一応答えておく、また片言で
「ワタシノナマエ Howard Howard=Bellrick ハワードデOK」
というとカグヤは
「ハワード・・・ということは米国人ね。始めてあったわ・・・」
と頻りに何か呟いている
そうしたら急にカグヤが「ハッ!」と顔を上げた
「そ、そうだわ!立ち話もアレだわ!ちょっと、家に招待するからついてきなさい!
 えぇい!外の人は飛べないんだった!ちょっと私の手握ってなさい!」
と急いだ様子でいわれた 途中飛ぶ とか言ってたが気にしないことにしよう そうしよう・・ 取り合えずタオルで手を拭いてからカグヤの手を握った
するといきなり浮遊感に襲われた え?とか思ってる間に猛スピードで竹林の中を飛んでいく
「Noooo!!Stop it! Stay!」とかわめきながら手はしっかり離さない 離したら地面に真っ逆さまだ 絶対嫌だ
そんなこんなで飛び続けること数分 とてつもなく大きい要塞のような日本の家が見えてきた
「Oh....This is very big..」と
呟いた。
すると奇妙な光景が目に飛び込んできた
兎耳を付けた少女(髪の色はそろって白い、兎耳も精巧な上白い)がわらわらやってくるじゃないか
聞こえる会話は
「姫様!ご無事でしたか!?」
「~~の~~始まっちゃいますよ!? 姫様が・・珍しい・・」
「あそこに居る人間は誰ですか!?も・・もしや・・「うっさい!」
というような会話が聞こえてきて、よくわからないなぁ・・と一人うなっているとおくから凛とした声が
「姫様、お帰りなさいませ。 その人間は外の人間ですか?」
という声が聞こえてきて、すぐにカグヤが
「えぇ、そうよ永琳 不思議なことに日本人じゃなかったわ そしてテレビは?ついてる?」
と、あの落ち着いた感じのきれいな女性はエイリンというのか 英国名のようだが日本人に見える
そしてまたエイリンが
「テレビの準備はいいですよ、ご自由にどうぞ、後あの人間は少し借りてもいいでしょうか?」
と、カグヤにいった それに対してカグヤは
「えぇ、でも薬の実験台にしちゃだめよ? 後で人里に送っといてね!じゃ!」
と家の中へ駆け込んでしまった どうしたのだろう
一方エイリンは此方によってきて
「 Hello
 My name is Yagokoro Eirin
 Your name?」
と母国語で返してくれた 目付きはおっとりしている美人さんだ。
「My name is  Howard=Bellrick」と、名前を告げると
「あら、よかったわぁ、通じて。 優曇華!」
とある花の名前を叫んだ 何故あの花が今出てくるんだ?
今日は悩まされる日だ・・と思っていたら
「あ、そうそう、貴方日本語喋れないでしょう  この薬を飲んでみなさい だまされたと思って!」
と小さいカプセル状の薬をもらった と・・取り合えず飲んでみよう 異変は無いはずだ・・
ごっくん、と小気味のいい音を立てて飲み込むと
「あ・・あれ?」
・・・何?
「何で日本語が・・・?」
何がどうなってるんだ? 自分では母国語を喋ってるつもりなんだが日本語になっている
「ま、貴方が此処で暮らすには日本語が喋れたほうが便利でしょうからね。慣れるまでは違和感があるだろうけど、少しの辛抱よ、姫の気まぐれに感謝することね これで貴方は永遠亭の住民の一人、よ♪」
むぅ、寝る場所も無いしあんな怪物にしょっちゅう襲われるよりはここに居たほうがいいな。
ということで快諾した。
万遍の笑みで俺を家の中へ連れ込んだ

一方その頃 優曇華院
「ししょぉ~・・・どこにいるんですかぁー・・・」
ハワードと永琳に置き去りにされていた

旅人と幻想卿 1話 END


いやぁー 久々に小説かいたわぁー

ちなみに今苗竹は風邪を引いてる身です
薬服用してるので風邪の症状が引いてます
なので平気です ごめんね友人KとH
続く話なのでみてくれるとありがたいです
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